若葉町周辺にゆかりのある国の映画を通じて、わたしたちの身近な「世界」を考える参加型の映画祭「よこはま若葉町多文化映画祭」と、アーティストを通じて、もうひとつの世界を垣間見る「横浜下町パラダイスまつり」を同時開催！

会場は、横浜唯一の独立系映画館「シネマ・ジャック＆ベティ」と、その1階に新しくできた謎のスペース「横浜下町パラダイス 会館」。

ふたつの祭が、ふたつの拠点を舞台に入り乱れ、まちに出れば、国際色豊かな商店のあやしい魅力とおいしい料理が待っている。そんな港横浜の裏通りでみなさまをお待ちしています。

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主催：よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
助成：横浜市映画祭開催支援事業
共催：シネマ・ジャック＆ベティ
後援：横浜市APEC・創造都市事業本部、横浜市教育委員会、横浜市中区役所、かながわ国際交流財団、（財）横浜観光コンベンション・ビューロー、（財）横浜市国際交流協会、読売新聞東京本社横浜支局、朝日新聞横浜総局
協力：若葉町町内会、大岡川ゆないてっど、協同組合伊勢佐木町商店街、マジカルチャイルドクラブ、（特活）地球市民ACTかながわ/TPAK、古河シネマ、ハートフルンルンたまごの輪、ＮＰＯ法人在日外国人教育生活相談センター・信愛塾、NPO法人地球の木、ABCジャパン

トロピカル・マラディ
Tropical Malady

クアリ Quarry
～米軍に依存し傷ついた人々～

ナナイの涙 Tears of nanay
～米兵が残した命の物語～

2004年/タイ/125分
Apichatpong WEERASETHAKUL監督
Thailand

2004年／日本／100分　☆劇場初公開！
中井信介監督
Philippines

2009年／日本／100分　☆劇場初公開！
中井信介監督
Philippines

カンヌ国際映画祭2010で、金獅子賞を受賞したウィーラセタクン監督の作品。
愛し合う２人の青年の日常を淡々と描写する前半から、予想もつかない奇怪な物語が展開する後半。“呪いにより、人間が虎に変身する”という民間伝承を描き、カンヌで賛否両論を巻き起こした衝撃作。2004年カンヌ国際映画祭審査員賞、2004年東京フィルメックス最優秀作品賞受賞作品

米軍基地が完全撤退したことでその名を知られるフィリピン・スービック。そこで基地に依存して生きてきた村「クアリ」。
村人にとって、基地は日常であり、恐怖であり、汚染源であり、そして収入源だった。米軍基地があることによる生活と傷。基地撤退後の住民たちの日常を追ったドキュメンタリー。

91年にスービック米軍基地が撤退したフィリピン・オロンガポ市。ある女性は、米兵にレイプ・監禁され、出産。ある女性は、米兵との間に生まれたわが子を虐待。クラブやバーで働いていた女性たちと米兵たちとの間に生まれた「アメラジアン」の、様々な状況の子どもたちと母親との微妙な関係を追うドキュメンタリー。“ナナイ”とはタガログ語で、“お母さん”の 意味。

トーテム
～song for home～

ジョニー・マッド・ドッグ
Johnny Mad Dog

きかんしゃトーマス
伝説の英雄（ヒロ）

2009年/日本/85分
若木信吾監督
Taiwan

2007年/フランス・ベルギー・リベリア/93分
ジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督
Liberia

2010年/アメリカ・イギリス・カナダ
/60分

TOTEM（トーテム）は、いまなお古くからの伝統や風習を守りながら暮らす、台湾原住民族出身の5人の若者たちによるロックバンド。都会になじめず、故郷を想いながら活動する彼らに共感した写真家若木信吾が、足かけ3年、彼らを追ったドキュメンタリー作品。原住民族のまつりと台湾のロックバンドライブ、教会の賛美歌、そして日本語で唄う村の古老たち。様々な音楽のあり様とともに、台湾原住民族の歴史と今を考える。

内戦渦巻くアフリカで、機関銃を片手に、まるでゲームのように虐殺、レイプ、強盗を繰り返す少年兵の過酷な運命をリアルに描きだす衝撃のヴァイオレンス・ドラマ。演じるのは、600人の中からオーディションにて選出された15人の本物の元少年兵たち。実体験に基づいて体現される彼らの凶暴性と炸裂するパワーは、観る者に戦場の恐怖と混乱をダイレクトに突きつける。2008年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門HOPE賞受賞作品。

日本から来たHIRO（ヒロ）という古いきかんしゃが、トーマスやなかまたちと大活躍。
トーマス初のフルCG作品で機関車たちのより豊かな表情や動きにも注目です。

「きかんしゃトーマス伝説の英雄」は、
8/21（土）〜29（日）上映いたします。
詳細はコチラをご覧ください。

最新韓国映画 4作品 特別上映！

今、韓国映画界に新しい風が吹いています。大衆的な大作ではなく、個人の視点で日常をとらえた小品を撮る作家が増えてきているのです。

「真！韓国映画祭」では、そんな気鋭の映像作家を選りすぐった最新作を一挙公開いたします。「早期教育」「熟年離婚」「希薄化する家族関係」…　今、韓国が抱える様々な問題を痛烈に突き付けながら、そこから軽やかに自由になる主人公たちの姿を、斬新で作品性豊かに描く珠玉の映画たち。

今回ご覧いただくのは、すべて“家族”をテーマにした意欲作です。古くて新しいテーマ“家族”。そこから垣間見えるリアルな“韓国の姿”と“新しい家族の形”を感じてください。

飛べ、ペンギン
날아라 펭귄

2009年／韓国／110分
イム・スルレ監督

加熱する小学生の早期教育、深刻化する職場でのパワー・ハラスメントなど、韓国の現代社会が抱えるさまざまな問題を痛快に描くオムニバス・ドラマ「太王四神記」でペ・ヨンジュンとの悲恋に泣いたムン・ソリを始め、チェ・ギュファン、パク・イヌァンら、俳優陣の演技が光る。

空を歩く少年
하늘을 걷는 소년

今、このままがいい
지금, 이대로가 좋아요

ビバ！ ラブ
경축! 우리사랑

2008年／韓国／93分
ノ・ジンス監督

2008年／韓国／90分
プ・ジヨン監督

2008年/韓国/100分
オ・ジョムギュン監督

母親の死と父親の再婚を受け入れられない娘が、配達のアルバイトで頼まれたのは「８歳の男の子」…。自分をʻここではないどこかʼへ配達して欲しいと頼む少年と娘のロード・ムービー。「卑劣な街」「ひまわり」の女優ホ・イジェと、名子役カン・ サンくんとのフレッシュな演技がみどころ。

ソウルで働く妹と、故郷・済州島で母の魚屋を継いだ姉。反目しあう二人は幼い頃に家を出た妹の父親を捜しに行くが…。気鋭の女性監督プ・ジヨンが家族愛を描いた秀作。ドラマ「魔王」、「乾パン先生と、こんぺいとう」の女優、シン・ミ ナとコン・ヒョジンが異父姉妹でダブル主演。

カラオケ屋と下宿を営みながら、ふがいない亭主を尻目に女としての自分を捨てて生きてきた女性が、娘の元カレに恋をした…。「冬のソナタ」のユジン母、キム・ヘスクが、21歳年下の青年との愛を貫こうとする中年女性を熱演。韓国の映画賞を総なめにした話題作。

＜きかんしゃトーマスのチケット料金＞
　一般 1,300円
　学生・シニア・J＆B会員 1,000円
　小学生以下（2歳以上）900円

●各回完全入替制となります。

＜多文化映画祭チケット料金＞
【1回券】一般 1,300円
　　　　大学・専門・シニア 1,000円
　　　　高校以下・外国人 800円
　※J＆B会員は、一般 1,000円
　　　　　　　　大学・専門・シニア 800円
【４回券】一律 4,000円

※各回完全入替制

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