横浜市中区若葉町3-51京浜急行 黄金町駅5分市営地下鉄 阪東橋駅5分JR関内駅 15分電話 045-243-9800
【監督・製作】ジェフリー・レヴィ=ヒント【出演】ジェームス・ブラウン、ビル・ウィザース、B.B.キング、ザ・スピナーズ、セリア・クルース&ザ・ファニア・オール・スターズ(2008年/アメリカ/93分/アップリンク)
http://www.uplink.co.jp/soulpower/
<9/17(金)・18(土)・19(日)> 19:20~21:10
【特別一律料金】1500円
1300円にて発売中 劇場窓口(公開前日まで)
18(土)・19(日)上映前、ゴスペルライブ開催9/18(土)湘南ゴスペルWAVE9/19(日)RMG(緑園マザーズゴスペル)
1974年、「ザイール'74」と題されたコンサートがキンシャサで3日間にわたって行われた。アメリカとアフリカのミュージシャンが同じ舞台に立ち、それがフィルムに収められて世界に広められる予定だったが、早すぎたワールド・ミュージックの祭典は興行的には失敗。フィルムもそのままお蔵入りとなった。今回、34年ぶりに発掘されたフィルムが、ようやく日の目を見る。
このドキュメンタリーは単なるコンサートフィルムではない。「遠いアフリカで、ボクシングのタイトルマッチと音楽フェスを開催する」のはなぜかという、忘れられてしまった意義が、30年の空白を埋めるようにモハメド・アリや主催者、出演者たちによって語られ、当時の社会状況を知るにも興味深い。
コンサート出演者の中には、いまや故人となってしまったミュージシャンの姿も見られる。ジェームス・ブラウンの珍しい「ヒゲ姿」が見られるのもこの時期だし、今から見れば“やせている”B.B.キングもすばらしい。かつてのフュージョン・ファンには、ラリー・カールトン在籍時のクルセイダーズの映像にも心ひかれるだろう。